FC2ブログ

今回の経緯(入院~退院まで)

さて、髄膜炎と診断されて、その日即入院。
そこから、退院までのお話です。




8月3日(金)入院1日目
髄膜炎との診断で即入院が決定し、病室の準備をしている間、救急にて待機。
すると、ネネの熱がまたみるみるあがり、39度。

今までカロナール(解熱剤)を飲んで、2回ほど幻覚をみているような症状が出たと話したせいか、今回はアルピニー座薬を使われる。

しばらくして、熱も高くなり、ポーッとした状態で病室へ。
こども病院ということで、病棟内はまるで保育園か幼稚園のように楽しげな絵や色使い。
それを見て、ネネも安心した様子。むしろ、興奮!?

この病院は基本付添いはなし、としている病院だったのだが、ナースステーション近くの病室が空いておらず、ネネの幻覚も寝ているときに起きることから、一人にしておくことができないために、私の付添いを希望される。



そして、その晩。
無事に眠りについたのも束の間。
ふと、ネネが私のたてた物音でフッと起きる。
熱は座薬も入れていたせいかそんなに高くないように感じたが、嫌な予感。

ネネがふえ~~んと泣きそうになったので、なんとなく『くる!!』と思った私は、普通に「お茶飲む?」と声をかけ、飲ませる。
すると、またふえ~んとしたかと思ったら、けらけらと笑い出す。
これは!!!!と思ったので、すぐさまナースコール。

看護師さんがきて、声をかける。
「お名前は??」と聞くと「(苗字) ネネ~~~↑」と変な尻上がりのしゃべり方で答える。
「ここはどこか分かる???」と聞くと、「わからない~~~~↑」とやっぱりおかしなしゃべり方。
看護師さんが「ちょっと笑ってる・・・」と言うので、顔を覗き込むと、薄目を開けているものの、確かにうっすら変な笑いを浮かべている。(さすがの親でも怖くなる・・・)

「いつもはこんなしゃべり方しませんよね?」と言うので、「全くしません」と私も即答。

しばらくして、またスーッと寝てしまったので、また何かあったら呼んでくださいと看護師さんが去っていく。

また少しして、当直の先生がきて、先ほどの様子を聞かれる。
看護師さんも熱をこまめに測りに来ていたが、37.9度以上は上がることはなく、その晩はそれ以上何も起きなかった。



8月4日(土)入院2日目
昨日の担当医が朝7時に訪れる。
昨夜の幻覚のことを聞かれ、再度説明。
すると、白血球の値もそれほど高くなっていないし、細菌性髄膜炎の疑いはないと思うのだが、それにしては、熱せん妄(幻覚のような症状)が頻回に起きていることが気になる、とのことで、急きょMRIをとることに。

もしかすると、脳症を起こしている可能性がある、ということを疑ったよう。

結果としては、脳症は起きていないとのことでホッとするのだが、ほとんど寝ていない頭で、ボソボソと断片的に色々言われて、訳が分からず、朝も早い時間にMRIに連れて行かれ、睡眠薬です~~っと眠り、検査室に運ばれるネネを見送ったら、私の緊張の糸が切れる。

まだ朝も早く職員もいない暗い廊下で一人ポツンと待たされ、急に色々な不安が押し寄せ、ついつい涙。
何が不安なのかもよく分かっておらず、ただこの状況に心細くなり、父の病気の思い出もリンクし、ネネのことが心配で心配で涙が止まらない。

すると、付き添ってきた看護師さんが待合室に。
終わったのかと思ったら、「まだもう少し」とのこと。
私の様子をみてとったのか、そのまま一緒に椅子に座り、私の話を聞いて、慰めてくれた。
とりとめもなく、あれこれと話していたら、少し気持ちが楽になる。
あとで分かったのだが、師長さんだったらしく、とても聞き上手の話し上手。


検査はあと少し、と言っていたのに、だいぶかかり、先生と眠ったままのネネが運ばれてくる。
病室に戻り、先生から面談室に呼び出される。
この「面談室」には父の時からいい思い出がないので、不安も最高潮。

話を聞くと、脳症は起きていないとのこと。
ただ、それとは別に小脳の部分に白い影が見える、と。これがなんなのか放射線科の先生に週明け、読影してもらわないとなんともいえない。ただ、もしかすると、技術の進歩で画像もクリアに映るようになったので、たとえば身体で言えば、ホクロのような元々あるものが映っただけなのかもしれない。
自分になんとも言えないので、週明けを待ってほしい、と説明される。


なんともはっきりしない診断。

ただ先生はネネの熱せん妄だけが気になっている模様。


この日から、抗生剤の投与が始まる。
そして、熱は出なくなった。
昼ごはんから食事が出たのだが、三日ぶりの食事をネネが摂ってくれる。やっと食べてくれた!

(お気に入りのメルちゃんと)


8月5日(日)入院3日目
この日も特に熱が出ることはなく、寝ているときに熱せん妄が起こることもなくなった。
次第にいつものネネに戻り始め、この時点でかなり元気に。

週明けにはMRIの結果も聞けるとのことだったので、それで退院できる!となぜか思っていた私。ところが・・・・この日、医師がきて、週明けの退院は無理とのこと。
突然、「培養が」という話を断片的に聞かされる。
なんのことだか分からず、夫と「培養ってなんだろう~」なんて言っていたら、たまたまいた看護師が私たちの話を聞いてくれる。そして、私たちが色々なことが断片的に伝えられて訳が分かっていないという現状を把握してくれ(笑)医師に伝えてくれると言ってくれた。

すると、すぐさま医師がきて、再度きちんと説明を・・・ということになった。
夫も同席のもと、もう一度きちんと話を聞くことができる。


まず、ネネの今回の病気は「無菌性髄膜炎」である可能性が高い、ということ。
ただ熱せん妄が多発していることから、もしかしたら、「細菌性髄膜炎」である可能性も捨てきれない。そのために、入院時に採った髄液を培養して、調べ始めているとのこと。
その検査がしばらくかかるので、それが分かるまでは退院はできない。
今はどちらの可能性も捨てきれないので、どちらであっても対応できるように抗生剤を投与し始めている。もし万が一、ここで退院して薬の投与をやめてしまったら、もしかしたら、また再発する可能性があるために、慎重に治療していきたいということを伝えられた。

やっと理解!
でも、退院はまだまだ先・・・。


8月6日(月)入院4日目
週が明け、MRIの検査結果が聞ける!と思ったら、放射線科の医師から文章で読影の結果がくるということで、今日中は無理とのこと。

ネネはもうかなり元気になり、酸素を測る装置を外してもらえるように。
そのため、点滴だけ引っ張って、プレイルームに顔を出すことができるようになる。

私もさすがに疲れてきたし、食事もままならないので、プレイルームの保育士に預けて、ほんの少し家に帰りたいと思ったのだが、ネネがプレイルームにいることを拒む。
仕方なく、部屋でDVDを流し、数時間看護師に任せて、留守にする。

その間に急いでシャワーを浴びに帰り、また病院へ舞い戻る。



8月7日(火)入院5日目
ネネはどんどん回復するものの、私はグッタリ(汗
あと1日頑張れば、夫が偶然にも夏休みに入るので、頑張りどころ!!

ただ元気になったネネは点滴の針がずれてしまい、点滴の度に痛い痛いと泣き、大騒ぎ。
そんなに腫れてないとのことだったのだが、結局、点滴を外してみたら、やっぱり腫れてる。結局、また痛い思いをして、反対の手に点滴のルートをとる。
可哀想・・・。

MRIの結果も出たのだが、やっぱりよく分からないとのこと。今度は造影剤を入れて、もう一度撮り直すことになる。検査は明後日木曜日。は~~まだ退院できないな~。

しかも、点滴恐怖症になったのか、またもや元気いっぱいのネネは点滴の針がずれたのか、点滴の度に泣く。沁みて痛いのか、ずれて痛いのか分からないが、夜の点滴もジンジンするようで、フンフンとぐずり、なかなか眠れない様子。



8月8日(水)入院6日目
プレイルームで遊びたがるようになり、お友達もできる。子どもって順応性が高い!!

点滴はいまだ痛いようだが、遊んだり、何かに夢中になっていると、さほど気にならない様子。
髄液の結果も2つ待っている内の1つが出る。問題なし!!!やったー!
あとはもう1つ。明日には結果が出るよう。
もし結果が出て、問題なければ、近いうち退院できるかもしれない、と言われる。

もうすっかり元気なので、きっと問題ないだろうな~と思う。



8月9日(木)入院7日目
MRIの日。夫も同席。
ネネは点滴に入れる睡眠薬を痛がり、検査室前の廊下で泣き叫ぶ。
でも、嘘みたいにす~~~っと眠りにつく。
今回は前回よりも素早く検査が終わる。しかも、ネネは泣きながら、もう起きている。前回は病室に帰ってもしばらくずーっと寝ていたのに。これもまた元気になってきた証拠なのかな。

結果、やっぱりあまりよく分からないとのこと。
ただ髄膜炎から起こる白い影だとしたら、始めに撮ったものと今回撮ったものと大きさが変わっていなくてはおかしいのだが、それも変わりがないことから、髄膜炎と関係のないものである可能性がある。
やはりまた放射線科の先生の読影待ちということで、退院してからまた病院に来てください、と言われる。

そして、待ち焦がれたもう一つの培養の結果も陰性!
さ~晴れて自由の身!!!!!!

退院すべく、さっさと後片付け。ネネ帰るぞ~~~~~~~!!!!!!

(退院前にセラピードッグ、ベイリーくんと)



******************************************

以上です。


今回の病気は今、よくCMや病院でもポスターが貼られている「Hibワクチン」や「肺炎球菌」の細菌性髄膜炎とは異なり、無菌性(ウィルス性)髄膜炎でした。
私は、特に考えもせずに打てるものは打つ主義なので、どちらの予防接種も済ませていました。でも、たまたまウィルスが髄膜に入りこみ、今回の病気を引き起こしました。

「髄膜炎は怖い病気」と医師には何度も言われました。
実際、私も怖かったです。特に熱せん妄。
独学なのですが、髄膜炎は「頭痛」「吐き気」「首の痛み」が大きな症状のようです。ところが、ネネは吐き気は全くありませんでした。ただ一度だけ、一番始めにご飯を食べたときに「吐きそうで食べられない」と言っただけでした。元々胃腸が強いので、いまだかつて、嘔吐や下痢を伴う病気を全くと言っていいほどしたことがないので、そのためかもしれません。

ただ、熱せん妄は個々によって現れ方が違うようで、一般的には細菌性髄膜炎の方が熱せん妄を頻回に起こしやすいようです。そのため、先生は細菌性の疑いも捨てきれなかったのかもしれません。

これもまた独学ですが、特に子どもと老人は個々によって症状の出方が違うので、注意を要する、と書いてあるのを読んだときに、ものすごく納得しました。

普段なら39度出ても、割と普通にしているネネでしたが、今回は38度でかなりのグッタリ具合。やっぱり今思えばあれはおかしかった。ただヘルパンギーナという初の病気だったので、ヘルパンギーナになるとこうなるのか~なんて軽く考えてしまったのがいけませんでした。

親ならいつもの子どもの様子から絶対に気づける病気だと思います、が、予防接種の重要性も改めて考えさせられる経験となりました。たかが熱、されど熱。子どもの様態は急変しやすいですが、治るのも早い。

早期治療で早期回復!!!!

皆様も本当にお気を付けを・・・・。


無事に退院してきてくれて、ありがとう、ネネ。

(お友達からたくさんお見舞いをいただきました、笑)
関連記事

コメント

非公開コメント

参考になった、というと失礼かもしれないけど、改めて私も気を引き締められました。
良い記事を書いてくれてありがとうございます。

yukiさん、本当に頑張りましたね…大変だったと思います。

私も長男が喘息で突然入院、妊娠8か月の身で仕事をしながら2週間泊まり込み、身心ともに疲弊した経験があるので少し分かります。

でも喘息よりも、ネネちゃんの場合はもっと命に関わる可能性が高かったわけですから、yukiさん夫婦の心労も並々ならぬものがあったでしょう。。。

せん妄が来る!と予感できるのも、さすがよく様子を見ていたyukiさん。

ネネちゃん、yukiさん夫婦、本当にお疲れ様でした。

☆uminekoさんへ☆

りっくんも入院したことがあるんですね。でも、身重で2週間の泊まり込み、それはもう大変だったことと思います。私なんて1週間で弱音を吐いてたら、罰が当たりますね><
でも、りっくんもネネもとにかくよくなって良かった。

こうして健康のありがたみを再確認できたことはある意味よかったんでしょうが、それにしたって、やっぱり健康が一番だと痛感しますね。

ネネは熱を全然出さない性質ですし、風邪は100万回ひきましたが(笑)大きな病気はしないんだ、となぜかたかをくくっていました。でも、誰にでも起こり得るからこそ、予防接種があったりするんだよな、と今回初めて気付きました。

おかしいな、と気付いていても、まさかそんなことは・・・と思ってしまうその判断が怖いなぁと思います。少しでも世のママにこんなこともあるんだよ~というお知らせになれば、私もネネも嬉しいです。

とにかく無事に退院できたこと、本当にホッとしています^^