前夜式でダウン

前回の日記で書いた先生の前夜式に行ってきました。

先生はクリスチャンだったので、お葬式はキリスト教式で行われました。中高6年間、散々やってきた礼拝の形式は自然と私になじみ、気づけば手を組んでいたり、立ち上がったり、歌を歌ったり。

ただ、前奏が流れた時点で、もう涙がポロポロと流れてきてどうにも止まりませんでした。


先生の最後はとても素敵なものだったそうです。
白血病の治療のため、免疫力が極度に低下し、最後は敗血症を起こしてしまい、人工呼吸器を付け2日ほど頑張った後に天国に逝ってしまったそうです。

人工呼吸器を付け、ほとんど意識もなかったのに、亡くなる2時間前、奇跡的に意識を取り戻し、その場に集まった家族と話もできたそうです。しかも、その日は旦那様のお誕生日。先生は、苦しい中
「Happy Birthday!
 幸せだった・・・」
と最後に旦那様に伝えたそうです。

お式の中で、同僚の先生方が思い出話をしてくださいました。そんな話を聞いていたら、先生の思い出を次々と思い出して胸がググッとしたので、私は先生の遺影をキュッと見つめて、涙をこらえました。


先生は自分の死期を悟って、毎日綴っていた日記に、自分のお葬式のプランを書き綴っていたそうです。この人にお話をしてもらいたい、牧師さんはこの方に、こんな風に、この歌を・・・と。
そして、こうも書いていたそうです。
「急に死んでしまったら周りの人には悲しみしか残らない。ゆっくりと時間をかけていけば、周りの人とちゃんとお別れができるし、お別れを受け入れることもできるようになる。そうすれば、周りの人の悲しみも薄らぐ」
と。

自分の死を悲しむのではなく、自分の死で悲しむ周りの人を労わる気持ちを忘れなかった先生。


帰り際。先生に会うことができました。
先生は目を閉じていたけれど、いつもの先生でした。
苦しい大きな病気をしたようには見えませんでした。

家に帰り、ドッと疲れが出て、倒れこむように眠りました。
朝。目が覚めて、先生を想ったら涙が出ました。
もう悲しくて告別式には行かれませんでした。あまり悲しみすぎてはいけないというけれど、やっぱり悲しい。

ただ大勢の中の1人として、先生を見送る告別式に行くよりは、私1人で静かにお墓にお参りに行きたいと思っています。


鏡を見たら、目が腫れていました。


先生、悲しみすぎてゴメンネ。
まだ「さようなら」とは言えない、相変わらず手のかかる生徒だけれど、もう少ししたら、ちゃんと「さようなら」って言えると思います。

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